恋愛小説– tag –
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0055.2月3日(月) 朝〜トレーニング風景
朝 出発前 室内は、まだ淡く暗い。 カーテン越しの朝の光が、ベッドの片側をわずかに照らしていた。 わずかな空調の音と、鳥の声。 それ以外は、静けさに包まれている。 九条は既に起きていた。 冷たい水で顔を洗い、軽くストレッチを終えてから、寝室に... -
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0041.食事
宅配 エレベーターの方で音がした。 誰か上がってきた音。 さっきスタッフの人がケータリングを持って来てくれるって言ってた。 それだろうか。 九条さんは動かない。 普段からそういうものだから、何も反応しない。そんな感じ。 「見に行って来て良いです... -
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0056.2月3日(月) 夜
澪の帰宅 仕事を終えてレジデンスに戻った。 大きなトラブルもなく、業務を滞りなく終えて、スムーズに帰宅できた。 エントランスで氷川さんに新しいカードキーを渡してもらえた。流石にもう自分で帰れるだろ、ってことで信頼のお墨付きもいただいた。 お... -
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0057.2月4日(火)
朝 目を開けるより先に、体が目覚めた。 重さが、ない。 筋肉の芯まで、張り詰めたものが抜けている。 (……軽い) 久しぶりだった。 ここまで“抜けている”朝を迎えたのは。 いつもなら、体のどこかが張っている。 それが当然で、正常だった。 けれど、今朝... -
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0050.2月1日(土)午後〜夜
♢澪 帰り道♢ カフェで時間を潰していたら、意外と早く連絡があった。 (もう終わったんだ。早いな) これは、戻ってからゆっくりする時間がある。 とは言っても、戻ってから何を話そう。 朝、私からの提案を彼は引き受けると言った。 そこまでは決まった... -
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0046-5.#チーム九条 / 非公開DMログ(蓮見×氷川)
Slack風DMモックアップ:蓮見 ↔ 氷川 #チーム九条 / DM(蓮見 ↔ 氷川) ▣ □ ✕ 蓮見で、何があった?。返事しねーと延々と通知鳴らしてやるからな 氷川わかりましたよ。ただし、答えられることには限りがあります 蓮見別にここで話す分にはいいだろ 氷川あ... -
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0040.交錯
迎え 仕事終わり、本当に九条さんのスタッフの方らしき人が迎えに来てくれた。 「仕事終わりにスタッフに迎えに行かせる」 としか書いてなかった。 どんな人が迎えに来るのか知らなかった。退勤後、オフィスを出たら、車が停まっていて、男性が近くに立っ... -
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0042.気持ちのやりとり
言葉に宿る迷い 食事が終わった。 重箱の中には、もうほとんど何も残っていない。 「ごちそうさまでした」 手を合わせてから、お箸をそっと箱の上に戻す。 九条さんは何も言わなかったけど、完食していた。 淡々とした動作だけど、ゆっくり時間をかけて食... -
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0043.ただいまの距離感
澪 エレベーターにて 九条さんといったん、少しのお別れをして、コートを着てから自分のヒールを履いて、エレベーターに乗った。 登る時はカードキー必須でも、降りる時は要らないらしい。 登る時はスタッフの方が連れて来てくれるだろうから、いい。 ー... -
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0044.氷川の「綾瀬澪:観察ログ」
レジデンスの地下、控室。 一面ガラスのミーティングルームと、間仕切られたスタッフ用の休憩スペース。 温度はやや低めに設定されていて、空気も無音に近い。 スーツのジャケットを脱ぎ、背筋を正したままノートPCに向かう。 九条の不在時でも、滞留は許...